PR

赤ニキビを早く治したい!原因から潰したときの対処法まで解説

赤ニキビを早く治したい にきび治療

炎症を起こしている赤ニキビは痛みも伴うので、すぐにでも治したい!と思いますよね。

ただ、赤ニキビは「セルフケア」で治すことは困難なうえ、ケアする方法を間違えるとニキビ跡になる可能性がとても高いです

本記事では、「赤ニキビを無理やり潰せば早く治る?」 「赤ニキビが繰り返しできるのはなぜ?」などの質問に答えつつ、赤ニキビの原因と悪化させないための対処法や跡を残さずキレイに治す方法を解説します。

\自分に合った方法を探す/

赤ニキビの治し方をすぐに見る

  1. 赤ニキビを早く治したい!でも一晩で治すことは不可能
    1. 赤ニキビを潰すと早く治るは嘘?
  2. 赤ニキビを放置すると肌トラブルの原因に
    1. 肌の凹み
    2. 紫ニキビへの悪化
    3. 色素沈着
  3. 赤ニキビに効果的な治療方法
    1. 保険診療による赤ニキビ治療3選
    2. 自由診療による赤ニキビ治療3選
  4. 赤ニキビの悪化を応急処置で食い止める4つの方法
    1. ①とにかく刺激を与えない
    2. ②洗顔は1日2回、優しく洗うこと
    3. ③こまめな保湿を心がける
    4. ④ニキビパッチを貼る
  5. 赤ニキビができにくい肌にする方法
    1. スキンケア編
    2. 生活習慣編
  6. 赤ニキビとは?特徴と原因について詳しく解説
    1. 赤ニキビは「炎症性皮疹」に分類される
    2. 赤ニキビができる5つの原因
    3. 赤ニキビの真ん中にある芯の正体は膿
  7. 赤ニキビが潰れてしまったときの対処法3選
    1. 潰した患部を刺激しないように保護する
    2. 出てきた膿や血は拭き取り患部を清潔に保つ
    3. 抗生物質を患部に塗る
  8. 赤ニキビ治療でよくある5つの質問
    1. Q:赤ニキビの上からでもメイクはしていいのでしょうか?
    2. Q:赤ニキビを一晩で治す方法はありますか?
    3. Q:赤ニキビは市販薬で治りますか?
    4. Q:赤ニキビは治るまでにどれくらい期間がかかりますか?
    5. Q:皮膚科と美容クリニックのニキビ治療は何が違うのですか?
  9. 赤ニキビは即効で治らないが自己対処せずプロに治療を任せよう

赤ニキビを早く治したい!でも一晩で治すことは不可能

赤ニキビを早く治したい!でも一晩で治すことは不可能

炎症を起こしてしまった赤ニキビを、「自力で」一晩で治す方法は残念ながらありません

他の皮膚の疾患と同様に1日で大きく改善されることはほとんどなく、地道に治療が必要です。

できるだけ早く治療したいときは、美容皮膚科クリニックで診察を受け、赤ニキビの治療を受けましょう。

通院の時間がないという場合は、市販の薬による応急処置で赤ニキビを目立たなくさせたり、一時的に悪化を防ぐこともできます。

赤ニキビを潰すと早く治るは嘘?

赤ニキビはある条件下なら潰すことで早く治ると言われていますが、その条件とは自分で潰すのではなく、クリニックで潰す」ということです

自分で潰すと、雑菌が入って逆に悪化したりニキビ跡ができるなど、新たな肌トラブルに発展してしまうことも。

そのため、赤ニキビを潰す場合はクリニックを受診して、「治療」として赤ニキビを潰してもらいましょう。

赤ニキビを潰しても根本的な解決にならない

また、赤ニキビを潰す際の注意点として、潰したところで赤ニキビの根本的な解決にはなりません

毛穴の中には赤ニキビの原因である「アクネ菌」が増殖しており、芯を出しても毛穴の中にアクネ菌は残るので、赤ニキビが再発しやすい状態になっています。

赤ニキビを放置すると肌トラブルの原因に

赤ニキビの放置は危険。肌トラブルの原因に

赤ニキビは放置すると炎症により毛穴の組織が破壊され、赤ニキビが治ったとしても「肌の凹み」や「色素沈着」がしつこいニキビ跡として残ります

なお、ニキビ跡ができてしまうと自分で消すことはほぼ不可能で、保険適応外の治療となるので赤ニキビまで進行した場合は必ずクリニックで診てもらいましょう。

肌の凹み

ニキビ跡である凹みは、赤ニキビのあった場所が陥没してできます。 一度できてしまうと自己治療が難しく長年悩むことになるので要注意。 クレーターのような肌の凹みは、炎症によるダメージを受けた場合に起こることが多いです。

紫ニキビへの悪化

紫ニキビは炎症や膿が肌の奥、真皮の部分まで達してしまったかなりひどい状態のニキビです。少しでも悪化したり放置すると跡になりやすく、治療も自力ではほぼ困難と言えるでしょう。

洗顔のすすぎが十分でなかったり、無意識に膿を出そうと赤ニキビを触ってしまったりなど、赤ニキビを放置している時の衛生状況に影響を受けます。

色素沈着

ニキビ跡の色素沈着は、「メラニン」と「血液」の2種類が原因です。 色素沈着をしたニキビ跡は、日頃のスキンケアでは消すことも難しく、メイクの厚塗りで誤魔化す女性も多いです。色素沈着してしまうと、改善までに長い時間を要します

赤ニキビに効果的な治療方法

赤ニキビの治療法

炎症を伴う赤ニキビはセルフケアで改善することが難しく、市販薬で炎症を抑えるといった一時的な対処法しかできない場合が多くなります。

これ以上悪化してニキビ跡を残さないためにも、皮膚科や美容クリニックで赤ニキビを根本から治療しましょう

いくつかニキビ治療のおすすめをご紹介しますので、あなたに合った治療方法を探してみてください。

保険診療による赤ニキビ治療3選

赤ニキビは保険制度で治療をすることが可能です。施術方法は限られますが、赤ニキビを根本から治療できるため、悪化してニキビ跡を残したくない方は積極的に受診しましょう。

内服薬による治療

皮膚科で処方される内服薬は、市販薬とは含まれている成分が違います。

内服薬による治療では、抗菌作用や抗炎症作用、ターンオーバー促進といった効果が期待でき、赤ニキビの根本的な治療ができるでしょう

また、内服薬は全身に作用するため、他のニキビの治療も同時に行えます。

外用薬による治療

今までは赤ニキビに治療に対して処方される薬といえば抗生物質しかありませんでしたが、今では保険適用で「ニキビができにくい肌」への改善を目的とした治療薬がクリニックによっては処方可能となっています

処方されるおもな薬の種類としては、過酸化ベンゾイル・アダパレン・過酸化ベンゾイル/アダパレン配合ゲル・外用抗菌剤などがあり、肌やニキビの状態によって使い分けられています。

市販の塗り薬は「市販のおすすめニキビ治療薬!よく効く選び方を解説」のページを参考にしてください。

面皰(めんぽう)圧出を行う治療

面皰(めんぽう)とは、毛穴に詰まった皮脂や細菌・角質のことで、別名「コメド」とも呼ばれています。

面皰を圧出する治療は、皮膚科でよく行われている治療法で、「コメドプッシャー」と呼ばれる器具で押し出してくれます。

面皰には赤ニキビの原因となるアクネ菌も含まれているため、取り除くことで赤ニキビの進行を抑えます

よく自分で赤ニキビを潰そうとして爪などで患部を強く押し、自力で面皰(めんぽう)を圧出する人がいますが、絶対にしてはいけません

赤ニキビだけでなくその周辺の皮膚も傷つけてしまうため、さらに悪化する可能性や、ニキビ跡を残す原因となります。

自由診療による赤ニキビ治療3選

保険診療では「ニキビ」という疾患を治療するのみと保険制度で決められているため、それ以上の治療は行えません。

それに対し、自由診療の場合は赤ニキビの治療だけでなく、予防と美肌を目指す治療もできるので、肌トラブル改善の幅が広がるといえるでしょう

ピーリングによる治療

ピーリングとは、肌の古い角質を取りのぞき、赤ニキビやニキビ跡などの肌荒れ、毛穴の開きや黒ずみ、肌のくすみやハリなどの改善が期待できる治療です。

ピーリングは、新しい皮膚の再生を促すことにより肌質の改善が見込めます。レーザーや、フォトシルクプラスなど他の治療も併用することで、シミやそばかすなどの色素沈着の改善にも期待できるでしょう。

おすすめケミカルピーリング
【品川グループの人気施術】
・1回4,650円
・最短5分の施術時間
・無料カウンセリング
・全国38院、土日祝OK
詳細はこちら

ダーマペンによる治療

ダーマペンとは、肌に小さな穴を開けることで肌本来の自然治癒力の働きを活かす治療法です。

肌が生まれ変わる最中に肌質を保つために重要なコラーゲンやエラスチンなどが新しく生成されることで、赤ニキビやニキビ跡の改善へとつながります

おすすめダーマペン
【品川グループの人気施術】
・1回10,800円~※5cm×5cm
・麻酔クリームあり
・無料カウンセリング
・全国38院、土日祝OK
詳細はこちら

ダーマペンは、治療だけでなく美容の観点から見ても魅力的な施術です。くわしくは「ダーマペンおすすめクリニック!失敗しない上手いクリニック選びのポイント!」のページをご覧ください。

ポテンツァによる治療

ポテンツァとは、マイクロニードルRF治療器の一種で、赤ニキビだけでなくニキビ跡や毛穴、クレーターの改善など幅広い肌悩みに効果が期待できる施術です。

RF(ラジオ波)を照射して組織の深部に熱を加えることで肌の内側にアプローチでき、炎症を抑えつつ皮脂腺を焼くことで、ニキビの根本治療ができます。

また、針と高周波RFが細胞の活性化を促し創傷治癒力(細胞が傷ついた際に、自然に元に戻ろうとする働き)によって、ニキビ跡に多く見られる皮膚の凹みも改善します。

ポテンツァは、ニキビがすぐにできる方や同じ箇所に繰り返しニキビができる方におすすめです。

くわしくは「ポテンツァおすすめクリニック!料金相場や選び方のポイント解説」のページをご覧ください。

赤ニキビの悪化を応急処置で食い止める4つの方法

赤ニキビの悪化を食い止める応急処置

ここからは、赤ニキビをこれ以上悪化させないための対処法を紹介します。 赤ニキビを一晩で治すことは困難ですが、日頃のケアで一時的に悪化を抑えることは可能です。

また紹介する対処法は、赤ニキビだけでなく、すべてのニキビにも共通した対策なので、皮膚科や美容クリニックに行くまでの一時的な対策として取り入れてみましょう。

①とにかく刺激を与えない

ニキビができると気になってついつい触ってしまいがちですが、それこそが悪化の原因。触った手から雑菌が付着し赤ニキビを悪化させる原因になります。

また、体内からの強い刺激も悪化の原因となるため、お酒やコーヒーなどの嗜好品は控えましょう。 摂取する成分によっては体の代謝に影響を与えるので皮膚のターンオーバーが乱れてしまうからです

②洗顔は1日2回、優しく洗うこと

誤った方法で洗顔すると肌を傷め、さらなる赤ニキビの悪化を招く恐れがあります

菌を落とそうと1日に何度も洗顔をしたり、時間をかけてゴシゴシ洗ってしまうと赤ニキビの原因になる皮脂の分泌が増えてしまうのです。

そのため、洗顔は1日2回程度にとどめて、しっかり泡立てた泡でお肌を撫で転がすように優しく行いましょう

③こまめな保湿を心がける

保湿をすることは、赤ニキビの進行を防ぐだけでなく、ニキビができにくい肌環境を整えるために重要です。 肌が乾燥すると、毛穴の開きや皮脂の過剰分泌、ターンオーバーの乱れといった赤ニキビができやすい環境が整ってしまいます

保湿をするときは、赤ニキビができにくい成分で作られた「ノンコメドジェニックテスト済み」の化粧水やクリームで保湿をしましょう。

ノンコメドジェニックテストとは、比較的皮脂腺の多いヒトの背中に試験サンプルを複数回繰り返し塗布し、 最終的に組織学的な検査を行ってコメドが形成されているかどうかを確認する試験です。

参考サイト:SOUKEN(総合健康開発研究所)公式サイト

④ニキビパッチを貼る

薬局やネットでも手軽に購入できるニキビパッチを洗顔後の清潔な肌に貼りましょう。

赤ニキビに直接貼り付けることで刺激や紫外線から保護し、赤ニキビを鎮静したり、ニキビ跡が残りにくくしたりする効果が期待できます。

ただし、応急処置的な意味合いが強く、ニキビパッチでニキビを治療することはできません。

赤ニキビができにくい肌にする方法

赤ニキビができにくい肌作り

赤ニキビができにくい肌にする方法を解説します。 「治ってもすぐ赤ニキビができる」「できた赤ニキビが悪化する」といったときは、スキンケアや生活習慣を見直してみるのも一つの方法です。

正しいスキンケアや生活習慣を心がけるようにすれば、肌の状態が改善する可能性があります

スキンケア編

赤ニキビができやすい人や悪化しやすい人は、普段のスキンケアを見直してみましょう。 自宅でのケアとしては保湿と洗顔、外出中は紫外線対策がポイントです。

保湿はたっぷりと行う

「化粧水」や「美容液」でお肌に潤いを与え、「乳液」や「クリーム」などの油分で保湿すると、水分の蒸発を防ぎやすくなります

化粧水だけだと、肌の水分を十分に保つことができず乾燥しやすくなるため、乳液やクリームと組み合わせてケアするのがおすすめです。

洗顔は優しく行う

前述しましたが、正しい洗顔を行うことが赤ニキビの症状を軽減する最適な方法です。 洗顔料をしっかりと泡立て、たくさんの泡で肌を優しく包み込むように洗顔しましょう

洗い流すときには、少しぬるめのお湯でしっかり流してください。 直接シャワーをかけたり熱いお湯で洗うと皮脂を取りすぎてしまいますので要注意です。

紫外線対策をしっかり行う

赤ニキビと直接関わりのなさそうな紫外線ですが、外出する際は必ずUVカットクリームなどで紫外線対策も取り入れましょう。紫外線は肌へダメージを与えるだけでなく、赤ニキビとも深く関わっています。

通常であれば、毛穴の汚れはターンオーバーにより排出されますが、紫外線の刺激によりターンオーバーが乱れて排出が滞ることで、毛穴の汚れが赤ニキビへと悪化するからです。

生活習慣編

赤ニキビができる原因には日頃の生活習慣も大きく関わっています。ここからは、どのような生活習慣を意識すれば赤ニキビに対して効果的なのかを解説していきます。

ストレスをため込まないようにする

ストレスはお肌にも大きな影響を与えるため、赤ニキビの原因の一つともいわれています。 ストレスを感じることで皮脂の過剰な分泌や毛穴の収縮、免疫力の低下といった赤ニキビができやすい環境がそろってしまうからです。

日頃から適度な運動や、音楽や趣味を楽しんだり、入浴や香りでのリラックスなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう

栄養バランスを意識した食事をする

赤ニキビ対策でスキンケアを行う際は、栄養バランスを意識した食事を摂るようにしましょう。

摂取したいのは、ビタミンAやビタミンC、ビタミンB2・B6のような体内でエネルギー代謝を促してくれるビタミンB群です

さらに、肌のハリや弾力をつくるサポートができるタンパク質も積極的に摂るようにすると美肌効果も期待できます。 また、便秘は肌の大敵なので食物繊維もしっかりと摂るように心がけてましょう。

睡眠を十分にとる

睡眠中にお肌の再生活動が盛んに行われています。健康的な肌の生成や維持のためには、十分な睡眠が必要不可欠。 睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーを促すことで新しい皮膚がつくられるのです

また、仮に毎日8時間眠れていたとしても、夜中ずっと起きていて明け方に就寝するのと、日付を超える前に就寝するのとではお肌の再生活動の質が大きく変わります。

深く眠って肌の健康を保つためにも、あまり遅すぎない時間に自然と眠りにつけるような生活を心がけましょう。

寝具をまめに洗濯して清潔にする

シーツや枕のカバーは、寝ている時に長時間肌に直接触れるアイテムです。洗っていない枕カバーには汗や皮脂、フケが付着していて、たった一晩で4倍以上、1週間後には11~12倍も雑菌が増殖すると言われています。

雑菌が毛穴に侵入し、炎症が起こる原因にもなりかねませんので、寝具は頻繁に洗濯して清潔さを保ちましょう。

赤ニキビとは?特徴と原因について詳しく解説

赤ニキビとは

赤ニキビはニキビの進行段階の中でも既に重症化したニキビです。

進行していくにつれ治療期間が長引く、ニキビ跡が残りやすくなるなどデメリットだらけです。特徴と原因を知り、悪化させないための対策を講じましょう。

赤ニキビは「炎症性皮疹」に分類される

そもそも赤ニキビとは、白ニキビや黒ニキビがさらに悪化し、毛穴にたまった皮脂を栄養源として細菌が繁殖し炎症を起こしたことで赤くなったものです。

白ニキビや黒ニキビの段階では、炎症を起こしていないため「非炎症性皮疹」に分類されますが、赤ニキビ以降のニキビは「炎症性皮疹」に分類されます。

炎症を伴う赤ニキビまで進行すると、セルフケアでは治療が困難ですし、炎症が治まった後もニキビ跡が残りやすいので、赤ニキビができたと感じたらなるべく早い段階でクリニックなどで治療することをおすすめします。

赤ニキビができる5つの原因

赤ニキビの炎症は、毛穴の中でアクネ菌が急増することが原因で起こります

アクネ菌は普段から肌に常在していますが、アクネ菌の栄養素となる皮脂が溜まることで過剰に増加して炎症を引き起こすのです。

①肌への刺激

皮膚は刺激を受けると、皮膚を守るために角質を厚くします。 角質が厚くなると皮脂が溜まりやすくなり、赤ニキビの原因であるアクネ菌の繁殖につながってしまうのです

これらを防ぐためには、肌に触れる手や指はもちろんのこと、マスクについた化粧品や汗などにも注意するようにしましょう。

②紫外線の刺激

紫外線のダメージによりお肌が乾燥し、皮脂や角質などが毛穴に蓄積されることで赤ニキビができやすくなります

紫外線の刺激によってお肌がダメージを受けると、水分量が低下し皮脂の分泌量が増えてしまいます。

皮膚の免疫も低下するため雑菌が繁殖しやすくなり、赤ニキビができる原因にもなりますので、日焼け止めなどでしっかりとケアするようにしましょう。

③ホルモンバランスの乱れ

睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れも、赤ニキビの原因のひとつです。 ホルモンバランスが崩れると角質の硬化や肌の乾燥を引き起こし、赤ニキビができやすい肌質になります

女性の場合は、生理の周期に合わせてホルモンバランスが大きく乱れることがあるため、普段から栄養バランスの良い食事やサプリメントで栄養を補うことを心がけましょう。

④ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れは、赤ニキビが発生する原因の一つです。 ターンオーバーが乱れると古い角質や皮脂が毛穴から排出されず、毛穴に汚れが蓄積されていきます。

角質と皮脂が詰まった毛穴は、アクネ菌にとって増殖しやすい環境となるため、赤ニキビの原因となる条件が揃ってしまうのです

⑤肝機能の低下

赤ニキビができる原因に「肝機能の低下」が含まれているのは意外ではないでしょうか。

肝臓は、栄養素をエネルギーに変換したり、老廃物の排出や毒素の分解を担っている重要な臓器ですが、肝機能の低下により老廃物の排出や毒素の分解がスムーズに行えず、赤ニキビとして皮膚にあらわれてしまうのです

赤ニキビが治らない、繰り返すといった方は肝機能が弱まっている可能性もあるため、アルコールや添加物の多い食べ物を控え、肝機能の正常化を図りましょう

赤ニキビの真ん中にある芯の正体は膿

赤ニキビが進行していくと、ニキビ自体が大きくもり上がり、触ると硬くなってくることがあります。

これは炎症した患部が腫れて、毛穴の中に膿が溜まり始めたことが原因の症状です。

膿はアクネ菌が多く含まれているため、無理に潰すと傷口を広げる上に、まだ重症化していないニキビにまで感染の恐れがあるため絶対に潰さないようにしましょう。

なお、ここまで進行した赤ニキビは放置すると跡が残る可能性が高く、炎症が真皮層にまで及ぶ場合は「肌の引きつれ」「膨らんだケロイド」「クレーター」の跡が残ることもありますので、必ず皮膚科や美容クリニックを受診しましょう。

赤ニキビが潰れてしまったときの対処法3選

赤ニキビが潰れたときの対処法

赤ニキビは触らないよう気をつけていても勝手に弾けることや、少しの衝撃で潰れてしまうことがあります。

潰れた赤ニキビを放置すると傷から雑菌が入り更に悪化してしまうこともありますので、以下の方法でしっかりと対処していきましょう。

潰した患部を刺激しないように保護する

赤ニキビを悪化させないために患部を絶対に触らないようにしましょう。 触ってしまいそうな場合は、ニキビパッチや絆創膏で患部を保護してください

ただし絆創膏の場合は、貼ることによる刺激で他の場所にある赤ニキビが悪化する恐れもあるため、シール部分が触れないよう気をつけましょう。

出てきた膿や血は拭き取り患部を清潔に保つ

赤ニキビがつぶれて膿や血が出た場合は、清潔なティッシュなどでやさしく拭き取ります。その際、しっかりと手を洗い傷口から細菌が入ってしまわないよう患部には直接触れずに対処するようにしてください

そして、拭き取り後は水で患部を洗い流し、清潔な布やクレンジングタオルで抑えるように水を拭き取りましょう。

抗生物質を患部に塗る

皮膚科で処方された抗生物質を持っている場合は、患部を洗い流した後に塗布しましょう。

皮膚科やクリニックで処方されたものなら抗菌作用があったり、毛穴の詰まりを改善する作用があったりと市販薬とは違う効果が期待できます

抗生物質の中には飲み薬も多くありますので、内服薬を処方された場合はそれを用法用量通りに飲みましょう。

赤ニキビ治療でよくある5つの質問

赤ニキビ治療に関するよくある質疑応答を5つまとめました。

Q:赤ニキビの上からでもメイクはしていいのでしょうか?

A:赤ニキビの上からのメイクはできる限り避けた方が良いです。もしメイクをするようであれば、ニキビ肌にやさしい化粧品を選ぶことをおすすめします。

「ノンコメドジェニックテスト済み」「ハイポジェニックテスト済み」と表示されている化粧品は、ニキビになりにくいことがテストで実証された製品なので購入の際には率先して選ぶと良いでしょう。

Q:赤ニキビを一晩で治す方法はありますか?

A:結論から言うと赤ニキビを即効で治す方法はありません。

しかし、完治までの期間を少しでも短くし、悪化させない治療や痕を残さない治療法はありますので、安心して早期に治したい場合は皮膚科や美容クリニックで診てもらいましょう。

自分で対処すると、悪化させたりニキビ跡になってしまったりするので絶対に止めてください。

Q:赤ニキビは市販薬で治りますか?

A:市販薬であれば「オロナイン」は赤ニキビに一定の効果が期待できると言われています。

ただし、赤ニキビを根本的に治療できるわけではないので注意しましょう。一時的に悪化させないための応急処置として使用し、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することをおすすめします。

Q:赤ニキビは治るまでにどれくらい期間がかかりますか?

A:皮膚科で処方された抗生物質などの薬だと、3か月ほどかかるといわれています。

もう少し治療期間を短くしたい場合は、自由診療の美容クリニックなどに相談してみてください。

Q:皮膚科と美容クリニックのニキビ治療は何が違うのですか?

A:「ニキビの治癒」を目的としているのが皮膚科、「ニキビができる前の肌に戻す治療」を目的としているのが美容クリニックです。

ニキビは「尋常性ざ瘡」という皮膚疾患の一つなので、皮膚科でしっかりを受けることができ、保険も適用されます。

しかし、ニキビが治ったあとの皮膚の赤み、凸凹などは疾患には当たらないため、ニキビ跡の治療や赤ニキビができにくい肌作りは皮膚科ではなく美容クリニックの分野になります。

保険適用となるかどうかの違いもありますので、どのような目的で治療したいかによってどちらで受診するか考えてみてください。

赤ニキビは即効で治らないが自己対処せずプロに治療を任せよう

この記事では、赤ニキビの原因と治し方を解説してきました。赤ニキビができてしまうと、痛みと見た目の悪さから早く治したいと悩んでしまいます。

しかし、焦って自分で対処するのは悪化する可能性があるため、治療を急ぐ場合は皮膚科や美容クリニックで治療を受けましょう。

\自分に合った方法を探す/

赤ニキビの治し方をすぐに見る